世界陸上注目の競歩で波乱!鈴木雄介選手途中棄権!

いよいよ開幕した世界陸上2015北京大会
注目選手が脱落しノーマークのエリトリアの19歳、ゲブレスラシエ選手が優勝した男子マラソンと同様、注目の男子20キロ競歩でも波乱!
3月に1時間16分36秒の世界新記録を出して、今大会でもメダル獲得の期待を集めていた斉藤雄介選手が途中棄権しました。
やはり、恥骨結合炎のケガが影響したのでしょう。残念です。
斉藤選手の聞きなれない恥骨結合炎というケガ、どんなケガなのでしょうか?
【恥骨結合炎】
恥骨結合というのは、両側の骨盤の骨が前方で結合している部分です。
この部分を損傷し、炎症を起こしたものが恥骨結合炎です。
運動選手もですが、出産間近の妊婦さんにみられる症状のようです。
恥骨結合炎の主な症状は恥骨結合の痛みで、初期には太ももの付け根の張りを感じ、恥骨結合部を押すと圧痛を感じます。
恥骨結合炎がおこる原因は、骨盤をずらす動きによって左右の骨盤恥骨結合に動きがかかり、負担がかかりすぎて炎症につながるわけです。
骨盤恥骨結合に負担がかかる出産や、急激なストップ動作と方向転換などの多いサッカー、ラグビー、ラクロス、ホッケーなどの競技でよく起こる症状です。
鈴木選手の競歩は、両足を同時に浮かせず、ひざを曲げずに歩くというもの。左右に骨盤をひねるように20キロ~50キロという長距離を早く歩くという過酷なもの。
特に鈴木選手のフォームは基本に忠実で、足の付け根に負担がかかりそう。
ぜひ、ケガを治してリオデジャネイロでは、大活躍する姿を見せてほしいです!
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