キッチン収納まるごと見直し!築20年超でも使いやすくなった
キッチンの壁紙をアクセントクロス風に貼ったら気分が上がって、その勢いでキッチンのモノの置き場所を見直すことにしました。
数日かけて、モノを出したり入れたりを繰り返し、過去最高に使いやすいキッチンになりました。
今回は、キッチン収納まるごと見直しについて紹介します。
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ゴミ箱について考える
我が家のキッチンは勝手口がなく、ゴミ箱をどう配置するかはずっと悩み所でした。
おまけにゴミの分別が細かくて7分別。狭いキッチンにそんなにたくさんのゴミ箱を置くことはできません。なので、ゴミが溢れてこの状態。
キッチンの壁をきれいにリメイクしても、このゴミ袋が出っぱなしでは台無しです。
まずは、今あるゴミ箱ワゴンを出して
袋を棚の下にひっかけて収まるようにしてみました。
2つあったゴミ箱のひとつは、背面に置きました。
これだけでも、キッチンの景色がずいぶん良くなりました。
そして、今までゴミ袋が邪魔していたシステムキッチンの扉が開けやすくなりました。
システムキッチンの扉が開けやすくなったことで、収納全体を見直すことを思い立ちます。
キッチン収納を見直す
我が家のキッチン収納は、扉式のシステムキッチン収納と吊戸棚、背面に設置したスチールラックと木製棚、木製のワゴンです。
今回の見直しでは、吊戸棚と木製ワゴンではモノが動きませんでした。
では、ビフォアー・アフターを紹介します。
システムキッチン収納の見直し
我が家のキッチンは築20年超えの古い開き扉式のシステムキッチンです。真ん中に3段引き出しがあります。
この扉式収納は、今どきのシステムキッチン収納と違い、深さと高さがあるのに仕切りがなく、奥のものを簡単に取り出すことができません。全体としてなんとなく収まってはいるけれど、作業動線が悪く不便に感じていました。
- ザルやバットが出し入れしにくい
夫からクレームがついていたのが、ザルやバットの出しにくさです。背の高い夫は、いちいちしゃがまなければ出すことができなかったのです。 - 大きな寸胴鍋が出し入れしにくい
昼食に麺類を食べることが多く、出番が多いのに出しにくかった大きな寸胴鍋の置き場所を変えたい。 - 食品在庫が把握しにくい
コロナで普段使いの調味料をそれぞれ1個づつローリングストックするようになりましたが、その在庫がいろんな場所にあってわかりにくい。買い物に行く前にチェックしやすくしたい。 - 使いかけ調味料が出しにくい
調理時間短縮のため、醤油、みりん、酒、の3点セットをもっと楽に出し入れできるようにしたい。
この4点を解決すべく、収納の中身を入れ替えました。
まずは、ビフォアーの状態
昨年末に大掃除を頑張ったので、比較的スッキリして汚れは目立ちません。
続いてアフターの状態です。
モノの配置の際、Youtube で人気の古堅純子さんの理論を参考にしました。
コンロ側を火のライン、真ん中の引き出しを作業スペース、シンク下を水のラインと縦に3つに分けて、モノを配置しています。
- ガスコンロ下の扉収納(火のライン)
はみ出していたゴミ袋がなくなったことで、使い勝手がよくなった部分です。フライパンは右に移動して、左にはシンク下から調味料を移動させました。奥の取り出しにくい部分には調味料のストックが収まっています。
- 使いかけ調味料の置き方(火のライン)
醤油・酒・みりんの3点セットは100均の浅めのファイルケースにちょうど収まりました。調味料のサイズを測ってからメジャー持参で買いに行きました。ケースのサイズは9cm×25.5cm×7cm。これで調理のときの出し入れが簡単になりました。同じケースに酢とごま油とオリーブオイルが収まっています。
- 引き出し上段(作業ライン)
入っているものは変わりませんが、100均で細長い仕切りを買って左右に設置しました。あまり細かく仕切るのは苦手なので、ざっくり収納です。
- 引き出し中段(作業ライン)
背の低い私にはとても取り出しやすい引き出しです。夫からリクエストのザルとバットがここに収まることで作業動線がとても良くなりました。保存容疑の仕切りには収納ケースの引き出しを入れて使っています。
- 引き出し下段(作業ライン)
重いものを入れても軽く引き出せるスライドレール付きだったのに、ほとんど使わないものが入っていたこの場所には、ローリングストックの食材が収まりました。もともと入っていたものはシンク下の引き出しとスチールラック上の引き出しの中へ移動しました。
- シンク下の扉収納(水のライン)
2日かけて試行錯誤したのがこの場所。排水管を避けてつけていた棚をばらして、高さと幅を変えて組み立て直して左側に移動。下に引き出しケースが横並びで収まりました。この中に2軍の調理器具と引き出し下段に入っていたものを収めました。悩みのタネの大きな寸胴鍋は、一番出しやすい場所に配置したので、取り出してすぐに水をいれることができるようになりました。排水管の右側にはコンロ下で使っていた棚を縦向きに収めてサラダスピナーとガラスボウル、使用頻度の低いザルを収納。
こちらは、ほとんど変わらず、洗剤の詰め替えと米びつです。
- 上の扉内(今回変化なし)
収納ケースにはインスタントラーメンやお菓子のストックと木製のおひつが入っています。
- 下の扉内(見た目の変化なし)
扉のある下部分には食品ストックと丼などの少量の食器が収まっています。
- 見直したケース内
食品ストックに混ざっていたジップロックを移動させて、食品ストックを多めに収納できるようにしました。
- 真ん中のオープン部分
普段使いの食器が主に収まっています。ヘビロテのものばかりなので、扉がなくてもあまり不都合はありません。
今回の見直しで砂糖と塩の調味料ケースが移動してきました。
この調味料ケースの移動が大正解でした。
理由は私の身長です。私は背が低いため、キッチンの出窓に手を伸ばすよりも振り返って棚に手を伸ばすほうが断然楽だったんです。とてもちいさなことですが、毎日のことなのでこれが非常に使いやすくて料理のたびにひとりで嬉しくなっています。キッチン収納見直しを終えて
今回のキッチン収納の見直しで、手を伸ばしたりかがんだりが減って、料理するのが本当に楽になりました。出しやすいということは戻しやすいということなので、キッチンの散らかりも減っています。
ゴミ箱問題はまだ解決できていませんが、「築20年超の古いシステムキッチンでも使いやすくすることはできるものだな。」とひとり満足感にひたっています。そして、リビングから丸見えのキッチンですが、ゴミ袋が見えなくなったことで、リビングからの景色がスッキリ改善しました。
7分別もあるゴミ問題は今後の課題です。
ちなみに使わなくなったゴミ箱ワゴンは、こんな風に再利用されています。
捨てようと思って置いてあったワゴンのとなりに、やはり捨てようと思っていたA4サイズの引き出しが置いてあり、邪魔だったので上に乗せたらまさかのジャストサイズ。
種まきグッズや肥料、室内管理の苗たちの置き場所となりました。まだまだ続きそうな気配のコロナ自粛、お家ライフを充実させるべく、今後もできることをやっていこうと思います。
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棚の高さと幅を変えたり、モノの配置変えをしただけで、新たに買った収納用品は100均のケースが4個だけです。引き出し中段の仕切りには、別の場所で使っていた引き出しケースの引き出し部分を持ってきて使いました。見た目以上に作業動線が劇的に改善して、動きやすいキッチンになりました。
アチコチに散らばっていたストックが一箇所にまとまったのもとても便利です。わざわざ離れた場所に取りに行く必要がなくなったことで在庫管理も楽ちんになりました。
背面のスチールラック収納
ゴミ箱ワゴンが下に入っていた背面のスチールラック収納も少し見直しました。
このスチールラックは棚板が少ないので、オーブンレンジの上段に奥行きピッタリの引き出しケース4個を重ねた上にカゴを2個乗せて収納スペースを作っています。
引き出しケースの上2つの引き出し部分は別の場所で使っています。
見た目はほとんど変わりませんね。
改善したのは、引き出し収納の中身です。
枠だけのオープン部分にはジップロックやラップ、ポリ袋、メラミンスポンジなどの小物を収め、引き出しのある部分には、左側に使いかけの粉もの(小麦粉、片栗粉、パン粉、砂糖、塩)右側はバーミックスで使う部品や2軍の保存容器やキッチンツールが収まっています。
この引き出しはキッチンのシンク下の引き出しと大きさがほぼ同じなので、何度も中身の入れ替えをしてみました。気軽に入れ替えできるものばかりが入っているので、今後も実際に使いながら適時見直しして行こうと思います。
収納ボックスの上のカゴには、お菓子のストックとカップ麺のストックが入れてあります。こちらは変更していません。
背面の木製棚収納
背面の木製棚は、上下に扉付き収納スペースがあって、中央がオープン部分になっています。
今回の見直しで変更したのは、下の扉内の収納ケース内とキッチンの出窓に置いていた砂糖と塩の調味料ケースを中央のオープンスペースに移動したことです。上部分の収納は変わっていません。
こちらはビフォアー写真と撮り忘れてしまったので、アフター写真です。
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