DIYで庭作り2 庭の土壌改良をする
DIYで庭作りを進めています。昨年の10月に半円の広場を作り、先日、レンガパーツで花壇を作りました。
花壇に植物を植えたいところですが、コンクリートボンドが乾くのを待ちたいので、その前に庭全体の土壌改良をすることにしました。
今回は、庭造りで一番の大仕事「庭全体の土壌改良」の様子を紹介します。
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庭の土壌改良をしようと思った理由
土壌改良しようと思った理由は、水はけの悪さです。
こんな感じです。
我が家の庭は雨が降るといくつも水たまりができてしまうようなあまり水はけの良くない土質です。もっと植物を植えたいけれど、花壇作りで土を掘ったときも水はけのわるそうな粘土質の土の層がありました。この土質のままでは植物が元気に育つのは難しそうです。
今回、花壇を作ったのをきっかけに庭の敷石のレイアウトも変えることにしたので、どうせなら庭全体の土壌改良を一緒にしてしまおうということになったのです。
今回の土壌改良では、肥料よりも水はけに重点を置いて行っていきます。
水はけが良いほうが断然植物が元気に育つからです。フカフカな土は酸素も含まれていて、根がどんどん伸びていけます。肥料や堆肥も水はけが悪いまま加えてもじゅうぶんに効果を発揮できないようです。
土壌改良に準備したもの
水はけをよくする土壌改良に今回準備したのは次のものです。
- 腐葉土(60リットル使用)
微生物を育てて土をフカフカにする
- 熟成堆肥(20リットル使用)
微生物を育てて土をフカフカにする
- ひゅうが土(小粒)(40リットル使用)
土に混ぜることで排水性を良くする
- 赤玉土(20リットル使用)
土に混ぜることで保水性と排水性を良くする
- 硬質炭(10リットル使用)
連作障害を予防する
- 土壌改良材EB-a(200倍で灌水)
水にうすめて灌水するだけで、土壌を多孔質の団粒にする
必要な資材を揃えたので、いよいよ水はけを良くするための土壌改良作業に入っていきます。
土壌改良作業をする
土壌改良の手順は、土を耕して不要なものを取り除き、必要なものを入れて、周りの土に混ぜ込んでよく耕す。
言葉にすると簡単ですが、作業は結構な重労働でした。
まず、土を掘り返します。庭全体を一度に掘るのは大変すぎるので、エリア分けして2日かけて堀りました。
水はけを良くする資材を混ぜるためにカチカチの庭の土をシャベルで掘って、石や雑草の根などの不要な物を取り除きます。
石ころは思っていたほどは混ざっていませんでした。
笹の根が結構張っていて、それを掘っては切り、掘っては切りました。
この量の笹の根を取り除きました。これが一番時間がかかりました。
石ころの他にも、水はけを悪くしている原因の粘土質の塊も取り除きました。
次に、資材を混ぜていきます。
準備した資材、ひゅうが土(小粒)赤玉土、硬質炭、腐葉土、熟成堆肥をまいて、よく混ぜます。
1日目、掘って、混ぜて
普通はここで、土壌改良は終了なんですが、今回夫は、土壌改良材EB-aなるものを準備していました。
ならした土に希釈した土壌改良材をまきました。
が、希釈のときに混ぜ方が十分でなかったようで、液剤がダマになってしまったものがところどころに残ってしまいました。
時間も夕方になってしまったので、続きは次の日に持ち越しです。
そして3日目
土壌改良材のダマの部分を掘って混ぜる再び行います。
いよいよコンクリートボンドが乾いた花壇に土を入れます。
花壇と塀の隙間は固めていないので、プラバンを挟んで土が出ないようにしました。
培養土を入れてかき混ぜました。ちょっと土が足りないようなので後日追加しようと思います。
新たな敷石のレイアウトですが、以前から使っていた10個の敷石は、市松模様に置いてみました。
元の花壇で使っていた薄いレンガパーツも踏石として再利用してみました。、
庭の土壌改良を終えて
この家を建ててから20年以上がたちますが、庭の土壌改良は初めてでした。掘る作業は本当に力仕事で、夫がしっかりがんばってくれました。大掛かりに土を掘り返したおかげで、芝生がなかなかキレイにひろがってくれなかった理由もよくわかりました。粘土質の硬い土がゴロゴロ出てきて、素人でもあの土では植物の根が伸びていけそうな気がしませんでした。
笹の根も太いものをかなりたくさん掘り出したので、これで笹が出てくる量も減りそうな気がします。
土壌改良材の希釈の失敗で、途中どうなることかと思いましたが、結局、土の入れ替えをしてなんとかなったので良かったです。
これでひとまずは庭の大まかな形ができました。敷石のレイアウトはちょっとガタツキが気になるので、もう少しゆっくり考えてみたいと思います。新たに何か加えるかもしれません。
これからは「花壇や市松模様にした敷石の間にどんな植物を植えるか」という楽しみな作業が待っています。
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